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鳥居ユキ氏の創造の源泉に迫る企画展「YUKI TORII 鳥居ユキのハッピー・パワー・アイデンティティ」が9月1日より開催

展覧会の見どころ

鳥居ユキ氏直筆のデザイン原画を初公開

株式会社トリヰの全面協力により、これまでアーカイブに保管されていた鳥居ユキ氏直筆のデザイン原画が初めて一般公開されます。カラーペンで描かれた原画からは、アイデアが生まれた瞬間の勢いや色彩感覚が感じられるでしょう。

会場では、実際にアトリエで使用されている色見本帳も展示され、膨大な色彩から鳥居ユキ氏の色に対する深いまなざしと、長年の仕事の積み重ねを垣間見ることができます。

水色の髪の女性二人を描いたファッションデザイン画
銀座トリイのファッションイラスト

過去コレクションと精巧なミニチュアの同時展示

YUKI TORIIの過去コレクションが、作品を忠実に再現したミニチュアとともに紹介されます。小さなサイズになっても妥協なく作り込まれたミニチュアは、本物の服と見比べることで、シルエットや素材、柄、ディテールなど、作品の新たな魅力を発見する機会となるでしょう。

様々な柄やデザインの服を着たマネキンが並ぶ展示風景

アクセサリーミュージアムならではのスタイリング

「装身具やファッションを通して生活文化を考える」というアクセサリーミュージアムの理念に基づき、一部のコレクション作品にはコスチュームジュエリーが組み合わせて展示されます。装身具を加えることで、服が単体の作品としてだけでなく、スタイリングされた生きたものとして表現される様子をご覧いただけます。

また、一部のミニチュアが着装している装身具は、本企画展のためにアクセサリーミュージアム館長が制作したものです。

チェリー柄の白いドレスと帽子がマネキンに飾られている様子
さくらんぼ柄の白いドレスを着たマネキン

愛用品から浮かび上がる「鳥居ユキ」という人

本展では、鳥居ユキ氏がデザインしたプロヴァンス風の絵皿や蒐集してきた灰皿、旅先で集めた小さな石鹸箱など、長年身近に置かれてきた私物も展示されます。

室内で行われている展示会の様子

特に展示室中央に置かれる指輪は、鳥居真貴氏の結婚式で鳥居ユキ氏自身が身につけていたものです。これらの非常に個人的な品々から、作品だけでは知ることのできない鳥居ユキ氏の人となりや美意識の源泉が浮かび上がってくることでしょう。

赤い布の上に展示された、パールとダイヤモンドの指輪

YUKI TORIIの「美のディテール」を間近で

YUKI TORIIの服は、華やかな色彩や大胆な柄の奥に、驚くほど緻密な技術が潜んでいます。本展では、「はぎあわせ(パッチワーク)」や緻密なミシンワーク、ビジューやコードを用いた装飾、ニット、柄合わせなど、写真だけでは伝わりにくい細部にも注目が集められています。

例えば、「はぎあわせ(パッチワーク)」の作品では、生地をつないだ裏側まで美しく処理され、一枚の布として自然なドレープが生まれるよう仕立てられているとのことです。一着の服に込められたアイデアと試行錯誤、職人の技術を会場で直接ご覧いただけます。

複数のマネキンが様々なデザインの服を展示している様子

地下「プレタポルテ展示室」でも連動展示

YUKI TORIIの服に宿るディテールは、地下のプレタポルテ展示室でもさらに間近で鑑賞できます。企画展示室とは異なる距離感で、素材や技法、装身具との組み合わせを詳しくご覧いただけるでしょう。

博物館かギャラリーのような空間で、一人の女性がカラフルで装飾的な衣装を身につけたマネキンを鑑賞している様子

「ハッピー」が読み解くクリエイションのキーワード

本展の副題「鳥居ユキのハッピー・パワー・アイデンティティ」における「ハッピー」は、単なる明るさや華やかさだけでなく、日々の暮らしや旅、人との出会い、身の回りの小さなものから心の動くものを見つけ、それを自身のエネルギーに変えていくことを意味しています。

作品、デザイン画、仕事道具、そして愛用品。これらを手がかりに、鳥居ユキ氏のクリエイションを支え続けてきた「ハッピー」と「パワー」、そして揺るがないアイデンティティに迫る展覧会です。

白髪にサングラスをかけたスタイリッシュな高齢女性が椅子に座り、紙を手にしています

企画展連動「オシャレ割引」も実施

本展の開催に合わせ、「オシャレ割引」が実施されます。花柄や花モチーフの装身具などを身につけて来館すると、入館料が100円割引となります。学生割引や障がい者割引との併用も可能です。

開催概要

  • 展覧会名: YUKI TORII 鳥居ユキのハッピー・パワー・アイデンティティ

  • 会期: 2026年9月1日(火)~12月20日(日)

  • 会場: アクセサリーミュージアム

  • 開館時間: 10:00~17:00(最終入館16:30)

  • 休館日: 月曜日、第4・5日曜日(9月27日、10月25日、11月22日、11月29日)

  • 入館料: 大人 1,000円、学生 600円(小学生以上)、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで 600円

  • 所在地: 〒153-0051 東京都目黒区上目黒4-33-12

  • 公式サイト: https://acce-museum.main.jp/

アクセサリーミュージアムについて

アクセサリーミュージアムは、装身具やファッションを通して生活文化を考察することを理念とする私立美術館です。欧米の1830年代から現代、日本の1950年代から現代までの装身具や、ファッション・暮らしに関する資料を収蔵し、装身具と服装や時代背景との関係性を伝える展示を行っています。

「ACCESSORY MUSEUM」と書かれたレンガ造りの建物の入り口

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