ワイが今まで着た低価格帯Tシャツをレビューしてくで！！

シルエット★★☆☆☆
着心地★★☆☆☆
丈夫さ★★☆☆☆
乳首目立たない度★★★★☆

アメリカのTシャツメーカー。
一言で言えば、非常にアメリカらしいTシャツブランド。
作りにばらつきが多く、同じサイズ表記でも全く大きさが違ったりする。
裁縫が雑で、たった一度の洗濯で縫い目が全てほつれたことも。
シルエットはウェストの絞りはなく寸胴でアームホールが太い。高身長のマッチョマン向け。
着心地はゴワゴワと硬く、独特のザラつきがある。チクチク感じることも。
首や裾部分が伸びやすく、数回の洗濯てヨレヨレになってしまう。

総評として「日本人には向かない、作りの悪いTシャツ」であると言える。
しかしながら、洗うことで独特のシワを作り、洗うたびに風合いが増すのがこのTシャツの良いところで、それが未だに愛好家が多い理由と思われる。俺も低価格帯Tシャツの中では一番好き。
また、そのシワと生地の厚さでいい感じに乳首をブラインドしてくれる。
だがこのANVIL、カナダのGILDANという会社に吸収されてしまったためパックTシャツ以外は姿を消しつつある。見つけたら大量購入を勧める。
アメリカサイズなので１つ小さいサイズを選ぼう。

シルエット★★★☆☆
着心地★★☆☆☆
丈夫さ★★☆☆☆

Tシャツ世界シェアNo. 1を誇るカナダに本社を置くアパレルブランド。
上記のANVILのTシャツを生地感はそのままに若干タイトにしたと言えば分かりやすい。作りのばらつきはANVILより少なめだがやはり丁寧ではない。
ANVIL同様首や裾が弱い。
ANVILに比べタイトとはいえ海外の会社なため程よくゆるく作られており窮屈さは感じない。また、丈が長めに作られており屈んで背中が見えるということもない。

総評として「いたって普通の無難なTシャツ」である。
安価で数が多くどこでも手に入るのが良いところ。
ANVILに代わり日本でも急速にシェアを伸ばしている。
こちらもUSサイズなので１つ小さいサイズの選択を。

シルエット★★☆☆☆
着心地★★★★☆
丈夫さ★★★★★

日本のアパレル会社キャブの展開するブランド。
日本の会社らしく作りがとても丁寧で、なおかつ安価で手に入れやすい。
とにかく首回りが頑丈でどんなに洗濯してもリブが伸びない。
5.6ozなのだがそれ以上の厚みを感じるほど目が詰まって織られた生地である。
前述の通り厚みを感じる生地だが、とても柔らかくて着心地が良くサラリと着られる。
問題はシルエットで、裾までストーンと真っ直ぐ落ちる形でまったく絞りがない。着丈も若干短め。
そして生地がしっかりしているせいか、あまり風を通さず暑い。
しかしこのブランドは商品のラインナップがとても多く、シルエットの悪さなどを改善したものや流行のビッグシルエットなどもあるため色々みてみるのも良いだろう。

総評として「1枚は持っておいて損はない」Tシャツであることは間違いない。
サイズは日本サイズなのでいつも通りにどうぞ。

シルエット★★★☆☆
着心地★★★★☆
丈夫さ★★★★☆

こちらも日本のアパレル会社トムスの展開するTシャツブランド。
United Athleに比べてザラっとした乾いた感触で厚みのある生地だが着心地は良い。好みの問題。
首回りがやや詰まっているが、全体的にシルエットに野暮ったさは感じない程度にはなっているため、スッキリ着たい人はUnited Athleよりはこちらがオススメ。
バリエーションが少ないのが残念なところである。

総評は「1枚あると便利なTシャツ」といったところ。
サイズはいつも通りのものを選ぼう。

シルエット★★★★☆
着心地★★★★★
丈夫さ★★★☆☆

定番中の定番。Hanesの牛さんマークのビーフィーT。
ジャストサイズで着てもオーバーサイズでビッグシルエット風に着てもハマる計算されたシルエット。首回りがやや詰まり気味か。
着心地はバツグンで、肉厚なのにしっとりなめらかな柔らかさ。
詰まり気味の首回りは弱く割と早い段階で伸びる。このヨレた感じを味とするかだらしないと考えるか。
これは気のせいかもしれないが洗濯後の身幅の縮みが他に比べると大きい気がする。
また、これまでに挙げたTシャツと比べるとやや高価である。

総評としては「非常に高いクオリティーで纏まったTシャツ」であると言える。
他の海外の会社のものと比べると小さめに作られているのでいつものサイズで大丈夫だろう。

シルエット★★★☆☆
着心地★★★★☆
丈夫さ★★★☆☆

みんな大好きコストコのプライベートブランド、KIRKLAND SignatureのパックTシャツ。
誰でも着やすいボックスシルエットは、裏を返せばおっさんくさくなる危険性も。着丈が少し長め。
生地は厚みがありしっかりとしているが意外と柔らかく、ちょうどUnited AthleとPrintstarの中間くらいの柔らかさと考えればいい。
数回の洗濯ではへこたれない丈夫さで、糸のほつれなどもなく中々に丁寧な作りである。首回りよりも裾が伸びてくる。

総評としては「無難に纏まったTシャツ」といったところ。
しかしこのTシャツの最大のポイントはコスパの良さにある。6枚入りでなんと2400円。なかなかのクオリティのTシャツを1枚400円程で買えるのだから驚き。こだわりが無ければこれだけ買ってればいい。
ただし色は白のみ。
サイズはUSサイズなので１つ小さいものを選ぼう。

シルエット★★★☆☆
着心地★★★★☆
丈夫さ★★★☆☆

アメリカの老舗アンダーウェアブランド。最近日本のセレクトショップでもよく見かける
ようになった。
シルエットはやや細身で丈が長め。肩がやや広めで着丈と身幅が合ってても肩が落ちる。
5.6ozの割には薄く柔らかいそれでいて少しザラつきもあるという不思議な生地感。
作りはあまり丁寧とは言えず、生地の薄さもあってあまり頼りにはならない。特に首や裾は伸びやすい。

全体的に見て、日本のものに比べるとどれも一歩及ばない感が否めないのだが、何故か手に取る機会の多い不思議な魅力のあるTシャツである。ANVILといいFRUIT OF THE LOOMといい、アメリカのものは雑なのに手に取ってしまうのは何故なのか。
総評として「突出した良いところはないが不思議と手が伸びてしまうTシャツ」である。
サイズはUSサイズのため１つ小さいものを。

シルエット★★★☆☆
着心地★★★★☆
丈夫さ★★★☆☆

今や日本のファストファッション界を代表するまでに成長したUNIQLO。
シルエットはゆったりボックス型で着丈はやや短め。どの年代の人でも着られるような当たり障りのない形になっている。
着心地は柔らかくサラリとしているため、肌にまとわりつくような感じはなく快適に着られる。
これまでに紹介したTシャツとは違い、ポリエステルが入っているためにだらしなく伸びてしまうということは無い。シワにもなりにくいためアイロンをかける必要もない。
薄いのでワイシャツのインナーとしても、これ１枚だけでも着られるのも良い。しかし化繊の入っている生地の宿命として毛玉が出やすく、一度洗っただけで細かい毛玉が現れることも。
また、化繊のおかげで乾くのが早いのも利点だ。

総評としては「万人向けの使い勝手のいいTシャツ」である。
安価で全国に店舗があるため、出先で急に必要になった時にはなにかとお世話になるTシャツ。
サイズはいつものサイズで大丈夫。

シルエット★★★☆☆
着心地★★★★☆
丈夫さ★★★★☆

日本の会社のブランドでありながら、オープンエンド糸を用いたザックリとしたアメリカンな風合いのTシャツを作っている。同じようにオープンエンド糸を使ったANVILやGILDANに近い生地感となっている。
シルエットは無難で日本人向け。首がやや詰まっているが窮屈ではない。
上で述べたようにANVILに似たザラっと乾いた着心地だが、ANVILのようにチクチクとするような感じはなく着心地が良い。6.2ozとヘビーozだがそれを感じさせずにサラっ着られる。
日本企業らしく作りは丁寧で堅牢。特に襟部分は二本針縫製によりかなり頑丈に出来ており、襟が伸びる心配はしなくてよい。

総評としては「丁寧な作りで頑丈な日本人に向けたアメリカンテイストのTシャツ」である。
また豊富なカラーバリエーションも隠れた魅力だ。
サイズはいつものサイズで大丈夫だろう。

シルエット★★★★☆
着心地★★★★★
丈夫さ★★★★☆

アメリカのヘビーウェイトTシャツをモデルに日本の裁縫技術を取り込んで作られた高品質のTシャツ。個人的には最もオススメしたいTシャツである。

シルエットは程よく細身で気持ちよく体にフィットする。首もゆったりとしており窮屈さは感じない。あと割と着丈が長い。
このTシャツの特徴は何と言っても抜群の着心地の良さである。6.2ozとヘビーウェイトながらもサラリと柔らかく、肌にふんわりと馴染む。
厚手の生地のためタフで伸びもほとんどない。伸びやすい裾もダブルステッチでしっかり。

総評として「抜群の柔らかさと丈夫さを両立した高品質なTシャツ」であり、是非とも購入を勧めたい。
また、サイズ展開が幅広いのも魅力だ。
サイズはいつも通りで大丈夫だろう。

シルエット★★★☆☆
着心地★★★★★
丈夫さ★★★☆☆

日本のFELIC株式会社が展開するブランド。
若干ゆったりだが野暮ったくならずに綺麗にまとまるごくごく平均的なシルエット。襟のリブが細くスッキリしているため窮屈さは感じない。袖丈が短め。
とにかく生地が柔らかく着心地抜群。5.6ozと平均よりやや厚めの生地にも関わらずそれを感じさせない軽やかさ。
丈夫さは生地の薄さに見合ったもの。同じ5.6ozのPrintstarのものに比べると劣る。

総評は「軽くて夏にオススメな抜群の着心地のTシャツ」
スリムフィットやVネック、Uネックなどスタイルに合わせた様々な形を選べるのもTRUSSの魅力。
サイズはいつも通りで。