「individual 2027」開催概要
「individual 2027」では、1次ポートフォリオ審査と2次展示会プレゼンテーション審査を通過した学生デザイナーたちが、2027年3月にランウェイショーで自身のコレクションを発表します。この企画は、学生たちがプロフェッショナルな舞台で挑戦し、未来への覚悟を育む大切な機会となります。
スケジュール(予定)
2026年11月9日(月)~11月13日(金):学生応募期間
2026年11月25日(水):ポートフォリオ1次審査
2027年1月27日(水):審査会(展示会方式)2次審査
2027年1月下旬:審査結果発表、参加学生決定
2027年3月中旬:選抜学生デザイナーのコレクション披露(ランウェイ形式)
「individual」プロジェクトの詳細は、individual公式サイトで確認できます。

クリエイション力強化プログラムと実績
文化服装学院では、国内外での活躍を目指す学生を対象に、科や学年を問わず参加できるクリエイション力強化プログラムを実施しています。国際交流センター(Bunka ICC)が主催し、アントワープ王立芸術アカデミーやセントラル・セント・マーチンズなどで指導経験を持つ講師によるグローバルセミナーやワークショップが開催されています。

また、LVMHプライズ2025グランプリを獲得した「SOSHIOTSUKI」デザイナーの大月壮士氏や、ITS Contest 2023/24 ITS グランプリ受賞者の「EUCHRONIA」デザイナー佐藤百華氏など、国内外で活躍するクリエイターを招いたポートフォリオレビューも行われています。さらに、各種コンテストに向けた対策ゼミも年間を通して実施されており、学生の成長を強力にサポートしています。


こうした充実した支援体制のもと、2025年度は「第25回YKKファスニングアワード」アパレル部門・ファッショングッズ部門でのグランプリをはじめ、東京都主催の「Next Fashion Designer of Tokyo(NFDT)」「Sustainable Fashion Design Award(SFDA)」での東京都知事賞(大賞)・優秀賞、「JFW NEW CREATOR AWARD」最優秀賞など、国内の主要コンテストを席巻しました。海外コンテストにおいても輝かしい成績を収めています。
最新のコンテスト受賞情報は、文化服装学院のウェブサイトで確認できます。
グローバルセミナーやワークショップ、ポートフォリオ指導に関する詳細記事は、こちらからご覧いただけます。
Bunka ICCの活動はInstagramでも紹介されています。
「individual 2026」イベントレポート
2026年3月7日(土)には、青山グランドホールにて「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 A/W」関連イベントとして、学生選抜コレクション「individual 2026」が開催されました。応募総数68組の中から選抜された気鋭のデザイナー6組が、ランウェイショーとエキシビションを通じて自身のコレクションを披露しました。
会場には、ファッションジャーナリストや主要メディア、バイヤーに加え、「KIDILL(キディル)」末安弘明氏、「sulvam(サルバム)」藤田哲平氏、「YOUTH OF THE WATER(ユース・オブ・ザ・ウォーター)」上田碧氏など、国内外で活躍するファッションデザイナーが来場しました。ショー終了後に行われた来場者と学生デザイナーによる交流会では、第一線で活躍するプロフェッショナルと直接対話する貴重な機会が提供され、学生たちにとって将来のキャリアへと直結する刺激的な場となりました。
Runway Showの様子






Exhibitionの様子

individual 2026 Selected designers
Deadbooy
デザイナー:西脇 駆 氏
2004年生まれ。アパレルデザイン科3年。「負の感情の再解釈」をテーマに、独自の表現を追求しています。FUJI ROCK FESTIVAL 2025でのCA7RIEL & PACO AMOROSOのステージ衣装や、Lex、XGへの衣装提供など、活動の場を広げています。

KYOMA SAKAKIHARA
デザイナー:榊原 叶真 氏
2004年生まれ。アパレルデザイン科3年メンズデザインコース。伝統的な衣服を再解釈し、エレガンスと斬新性を兼ね備えたスタイルを提案しています。日本の地域素材や持続可能性を取り入れ、商品力のあるコレクションを展開しています。

Fleur Douces Philharm
デザイナー:堀江 優花 氏
2006年生まれ。アパレルデザイン科2年。吹奏楽部での音楽経験を背景に、交響楽団を冠したブランドを展開。最新章では「織と編」が溶け合う特殊加工を軸に、ウエディングドレスを解体・再構築し、失われた純白に新たな旋律を宿しています。

HINAE KATSURA
デザイナー:桂 日向映 氏
2003年生まれ。ファッション高度専門士科4年。ドラマティック、ファンタジー、シュールなど多様な要素が混ざり合う、唯一無二の世界観を提案。年齢を問わず「私もやってみよう」と踏み出せるきっかけとなる服を届けています。

OGURA TAKUMI
デザイナー:小倉 拓海 氏
1997年生まれ。アパレルデザイン科3年。自身の経験やアート、カルチャー、歴史を踏まえた服作りを通して、装いの幅を広げています。今期のテーマは「未来の花婿」とし、メンズの新しい装いを提案しています。

N.V.E.L
デザイナー:青木 真那 氏、木佐貫 綾乃 氏、山本 奈々 氏
アパレルデザイン科3年の3人が立ち上げたブランド。「クチュールを日常へ」をコンセプトに、長く愛着を持って着られる質とディテールを追求しています。シーズンテーマは「2026 Pantheon World Cup」で、ギリシャ神話の神々がW杯で戦うユニフォームをデザインしました。

文化服装学院の歴史と展望
100年以上の歴史を持つ文化服装学院は、日本のファッション教育の最前線を歩み続けてきました。コシノジュンコ氏、高田賢三氏、山本耀司氏をはじめとする国内外で活躍する著名なデザイナーやクリエイターを多数輩出し、日本のファッションを世界トップレベルまで押し上げています。2023年には、第41回毎日ファッション大賞「特別賞」、繊研新聞社ファッションスクールアワード第一回「大賞」を受賞。さらに、米ビジネス誌『CEOWORLD magazine』による「Best Fashion Schools In The World For 2025」では、日本で唯一選出され、世界12位・アジアNo.1のファッションスクールとして確固たる評価を得ています。

文化服装学院は、ファッションを愛し、自分らしさを追求する学生たちの情熱を信じ、全力でサポートしながら、日本、そして世界へと発信していくことを目指しています。学生たちが切り拓く新しいファッションの世界を、多くの方と共有し、ともに未来を描いていきたいと考えています。
未来へ向かう学生たちの力強い一歩を、ぜひその目で見届けてください。
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