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株式会社コナカ、国内スーツメーカー初の100%紙製ハンガーを採用 – 環境配慮型オーダースーツブランド「FUTURE SUIT TECHNOLOGY」で導入

採用の背景

従来、スーツ業界ではプラスチック製ハンガーが標準的に使用されてきました。しかし、環境問題への関心の高まりと持続可能な社会の実現に向けた取り組みが求められる中、株式会社コナカの新ブランド「FST」では、テクノロジーを活用した次世代型オーダースーツのコンセプトに合わせ、環境配慮型の資材選定を重視しました。エステックの紙製ハンガーは、強度・品質・環境性能のすべてにおいて評価され、採用に至ったとのことです。

製品の特徴

1. 100%紙製で環境に優しい

FSC®(森林管理協議会)認証を取得している株式会社エステックが、認証紙を使用して設計・製造しています。プラスチック製ハンガーから紙製への転換により、脱プラスチックを実現します。使用後は紙資源としてリサイクルも可能で、環境に配慮しながら実用性も兼ね備えた次世代型100%紙製ハンガーです。

FSC認証紙製ハンガー

2. 革新的な立体構造設計による高強度・高品質

2.1mmの高強度板紙を採用し、優れた強度と安定感を実現しています。3パーツの抜き加工品を組み立てることで完成するエステック独自の構造です。人の肩の形に似せた厚みとカーブにより、ジャケットの美しいシルエットを保持し、型崩れを防止します。スーツだけでなく、ジャケット、コート等の重いアウターにも対応可能です。スラックスやスカートを掛けられるパンツバー付き設計も特徴です。

日本国内製造による徹底した品質管理で、スーツの生地を傷めにくい滑らかな仕上がりを実現しています。

パンツ、ジャケット、スカートをかけたハンガー

3. 多用途対応の実用性

ガーメントバッグ(スーツバッグ)での使用を想定したデザインです。ガーメントバッグにかけたまま収納でき、出張先でそのままクローゼットに吊るすことが可能です。出張・旅行時の携行に最適で、基本的なプラスチックハンガーの機能を紙製で再現し、衣類全般に幅広く対応できます。

スーツとハンガー

4. コスト効率と物流面でのメリット

組み立て式のため、未使用時はコンパクトに収納でき、輸送コストの削減が可能です。省スペース保管により、店舗や倉庫のスペース効率も向上します。

組み立て前の紙製ハンガー部品

5. 高いカスタマイズ性とブランディング対応

ブランドロゴやメッセージの印刷が容易です。紙製の特性を活かし、企業のブランディングツールとしても活用でき、様々なニーズに応じた柔軟なカスタマイズに対応可能です。

6. 他社との差別化ポイント

環境性能と実用性を両立した独自設計であり、スーツ業界では初めての導入となります。導入事例としてはJAL(日本航空株式会社)のラウンジをはじめ、旅館等の宿泊施設での採用実績があります。紙製でありながらプラスチック製と同等以上の機能性を実現しています。

JALとSTECのロゴ入り紙製ハンガー

株式会社コナカ 執行役員 事業本部長 中嶋 傑 様 インタビューより

コナカ執行役員 中嶋様

紙製ハンガー導入のきっかけは、単に環境配慮だけでなく、商品を含めお客様に体験いただくサービス全体の質を高めたいという思いからでした。従来のプラスチック製ハンガーには持続可能性や廃棄時の環境負荷についての課題意識があり、環境性能・デザイン性・ブランド表現の3点を両立できる紙製ハンガーに魅力を感じたことが導入の決め手となったとのことです。

最終的に紙製ハンガーの採用を決めた一番のポイントは、環境配慮という側面だけでなく、必要十分な強度とデザイン性を備え、ブランドコンセプトである未来を体現できると感じたことでした。

「FUTURE SUIT TECHNOLOGY」(略称/FST)は、シンプル、イージー、フレンドリーをキーワードに、オーダースーツの新しいあり方をお客様に提供するブランドを目指しているとのことです。素材にもストレッチ&ウォッシャブル機能を兼ね備えた新しい生地「フューチャー」を導入し、これからのスーツファッションに新たな着こなしを提案していく方針です。紙製ハンガーの採用も、その思想の延長線上にある取り組みであり、これからも環境に配慮しつつ、オーダースーツの新しいあり方を追求していきたいと考えています。

FUTURE SUIT TECHNOLOGY(略称/FST)について

FST FUTURE SUIT TECHNOLOGY ロゴ

FSTは、シンプル、イージー、フレンドリーをキーワードに、オーダースーツの新しいあり方を提供するブランドです。新生地「フューチャー」を導入し、ストレッチ&ウォッシャブル機能を兼ね備えています。

1号店情報

FUTURE SUIT TECHNOLOGY イオンモール水戸内原店

イオンモール水戸内原店のFST店舗内観

  • 所在地:茨城県水戸市内原2丁目1番地 1F

  • オープン:2025年12月25日(木)

  • 営業時間:10:00~21:00

今後の出店計画

  • イオンモール大和郡山(2026年1月)

2026年10月までに全国に10店舗を出店予定です。

株式会社コナカについて

株式会社コナカのロゴ

株式会社コナカは、神奈川県横浜市に本社を置く企業です。「すべては品質から。」をテーマに、ビジネスウェアを中心としたお客様のライフスタイルをトータルコーディネートしています。郊外で展開する「コナカ」「フタタ」、都市型コンセプトショップ「SUIT SELECT」、カスタムオーダーの「DIFFERENCE」などを展開しています(2025年9月30日現在、412店舗)。

株式会社エステックの取り組み

クリーニング業界向け紙製ハンガーへの参入

プラスチックと紙製ハンガーの比較

株式会社エステックでは、今回採用されたスーツ用紙製ハンガーに加え、クリーニング業界向けの紙製ハンガーの開発・製造も行っています。クリーニング後に使用されるハンガーはプラスチック製が主流でしたが、お客様からの「捨てづらい」「環境対応したいがどうしたらよいか分からない」といった声や、価格面での課題を受け、紙製という新たな選択肢として本製品の開発に至りました。

クリーニング工程や保管、受け渡しまでを想定した設計とすることで、現場での使いやすさと十分な強度を両立しています。実際にクリーニング業者様の声を取り入れながら改良を重ね、品質・価格ともに実用性の高い製品として完成しました。価格は1本あたり19円から(仕様・数量により変動)と、環境配慮型製品でありながら導入しやすいコスト設計を実現しています。

様々な紙製ハンガー

お客様の声から生まれた紙製シャツ用クリップの製造

シャツに使用できる紙製シャツクリップの開発・製造も行っています。クリーニング後のシャツを折り畳んだ状態で固定する用途に加え、アパレル店舗での陳列・納品時の使用も想定して設計されています。従来プラスチック製が主流であったシャツクリップを紙製に置き換えることで、さらなる脱プラスチックを実現します。

紙製でありながら、シャツをしっかりと固定できる十分な保持力を備え、受け渡し時の見た目や作業性にも配慮した設計です。環境負荷低減にも貢献し、環境配慮型資材としての採用により、クリーニング店やアパレル事業者のサステナビリティへの取り組みをお客様へ伝えるツールとして活用されています。

紙製シャツクリップ

紙製ハンガーのサイズ展開とカスタマイズ対応

クリーニング用途に対応するため、衣類の種類やサイズに応じて選択可能なサイズ展開を用意しています。スーツ、ジャケット、コート、シャツなど、クリーニング現場で扱われる多様な衣類に対応できる設計とし、用途に応じた最適なサイズ選択が可能です。また、店舗ロゴの印刷や形状変更など、オリジナル仕様でのカスタマイズにも対応可能で、クリーニング店ごとのブランディングや差別化ツールとしても活用いただけます。

今後は、クリーニング事業者との連携を通じて、現場の声を反映した改良やラインアップ拡充を進め、アパレル流通からクリーニングまで一貫した脱プラスチックの実現を目指していくとのことです。

株式会社エステックについて

STECロゴ

紙製品総合メーカーである株式会社エステックは、紙加工の独自技術により、使い捨てプラスチック製品や竹製、木製に代わるサステナブルな紙製品を開発・製造する企業です。世界初の紙製歯ブラシをはじめ、紙製カトラリー、紙製コームなど、多様な紙製アメニティシリーズを展開しています。JAL(日本航空)のラウンジでも紙製歯ブラシや紙製ハンガーが採用されるなど、脱プラスチック時代を紙でリードする製品を開発から提供しています。

本社は埼玉県和光市本町27-21に位置し、代表取締役は坂本 学氏です。事業内容は紙製品の開発・製造、自動車、医療関係をはじめとする精密プレス加工、スリット加工、ラミネート加工、サウナ事業など多岐にわたります。

企業理念は「未来をもっと面白く。」とし、サステナビリティを課題と同時にチャンスと捉え、アパレル業界、ホテル業界、航空業界、医療業界など、各業界が抱える環境問題を楽しみながら解決していくことを目指しています。

STECのバレルサウナ

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