開発背景:当事者の経験から生まれた「選べる下着」
LeAILE代表の新藤杏菜氏は、二人目の出産後に膠原病SLEと横断性脊髄炎を発症し、下半身麻痺と排泄障がいを経験しました。排泄ケアが必要になったことで、「好きな下着を選ぶ」ということが困難になったそうです。機能性を重視した下着は存在するものの、デザイン性を兼ね備えた選択肢はほとんどないのが現状でした。
排泄や障がいに関する悩みは周囲に相談しづらく、ニーズが表面化しにくい領域ですが、LeAILEの活動を通じて、「無いのが当たり前」「あるものを履くしかない」と諦めている人々の存在が明らかになりました。
「ケアエムショーツ」は、機能性が必要になっても、自分の気持ちで下着を選びたいという想いから誕生しました。車椅子ユーザーや排泄障がいのある方々をはじめ、機能性とデザイン性の両立を求める方々へ届けたいと考えています。選択肢を広げることで、障がいの有無に関わらず、自分らしく選べる未来を目指しています。現在も、モニターユーザーや当事者の声を取り入れながら、対話を重ね、アップデートを続けているとのことです。

「ケアエムショーツ」の特長
「ケアエムショーツ」は、以下の特長を備えています。
開閉式構造による着脱・ケアのしやすさ
パッドがはみ出しにくい設計
ニオイケア素材を使用
レースやシルエットにもこだわったデザイン
「福祉用品」に見えないファッション性
LeAILEでは、「必要だから履く」ではなく、「自分の気持ちで選べること」そのものが、心のケアにも繋がると考えています。

背景にある社会課題:満たされてこなかった感情的ニーズ
脊髄損傷、ストーマ造設、神経難病、脳卒中後遺症など、排泄ケアを日常的に必要とする女性は、国内に少なくとも30〜40万人以上と推計されます(厚生労働省 令和5年患者調査ほかの公的統計に基づく推計)。機能性を満たす下着はあっても、「選びたくなる」「見られても恥ずかしくない」という感情面のニーズは長く満たされてきませんでした。
LeAILEが実施したモニター調査(n=15/排泄障がい・麻痺等のある女性)では、ほぼ全員から前向きな評価が寄せられました。「外出しようと思える」「隠さなくていい」といった声は、おしゃれが自尊心の回復や社会参加の意欲につながることを示しています。
第三者評価・受賞歴
ケアエムショーツおよびLeAILEの取り組みは、複数の第三者機関から評価を受けています。
グッドデザイン賞2025(公益財団法人日本デザイン振興会)
介護デザインアワード2025 優秀賞
中国地域女性ビジネスプランコンテストSOERU 優秀賞・オーディエンス賞
広島県アクセラレーションプログラム panorama 特別賞
今後の展望
LeAILEは、製品販売だけでなく、排泄や障がいについて「知るきっかけ」を増やす活動にも取り組んでいます。当事者・ご家族・医療福祉関係者・地域の方々など、さまざまな立場の人々と対話を重ねながら、「自分らしく選べる」未来を目指していくとのことです。
商品概要
商品名: ケアエムショーツ
販売開始日: 2026年6月1日(月)
価格: 12,000円(税抜)
販売方法: LeAILE公式オンラインサイトにて販売
販売元: 株式会社LeAILE
会社概要
会社名: 株式会社LeAILE(ルエイル)
所在地: 〒730-0051 広島市中区大手町1丁目7-21
代表取締役: 新藤 杏菜
設立: 2025年7月17日
事業内容: 機能性とファッション性を両立した下着の企画・開発・販売
公式サイト: LeAILE公式サイト


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